ベランダの補修!知っておきたいベランダの床ってどんな構造とは?!
外壁が劣化すると亀裂やひび割れが発生することはありますが、ベランダやバルコニーの床も亀裂やひび割れなどの劣化症状があらわれます。他には、ベランダの床は水が流れるように勾配になっていますが、なんだかベランダに水たまりができるようになったなんてお悩みありませんか?!もしかしたら、ベランダの補修が必要かもしれません。
この記事では、お客様の負担を軽くする損保・共済請求・助成金申請サポートによる格安工事が得意な足立区の大三工業がベランダの補修!知っておきたいベランダやバルコニーの床ってどんな構造?をご紹介しております。(2023.11の記事になりますので詳しくはお問い合わせ下さい)
ベランダやバルコニーの床 構造とは
ベランダやバルコニーは、常に雨風にさらされている箇所になります。屋根や外壁のように雨水などがベランダから建物内部に侵食しないための「防水機能」がもっとも重要になります。
こちらでは、ベランダの床の基本的な構造を説明しております。ベランダやバルコニーの防水機能がどんな構造になっているかなどさっそく見ていきましょう。
●基本的な構造
下から、下地→防水層→トップコートの順になっています。
ベランダの床面のすぐ上は下地材、その上に、雨水が建物内部へ浸入しないよう防ぐ”防水層”でその上に防水層を保護するための”トップコート”が塗られています。
ベランダの補修を行う際には、どの層でのダメージなのか?例えばトップコートまでのダメージなのか、防水層まで及んでいるかなどで補修工事の内容が変わってきます。
このベランダの”防水層”は、大きく分けると3種類あります。
・FRP防水
・ウレタン防水
・シート防水
それぞれの”防水層”の特徴を見ていきましょう。
●ベランダ防水
”FRP防水”
FRPは、繊維強化プラスチックのことです。
FRPの特徴は、防水性、耐熱性・耐候性・耐食性も高く、ベランダの床以外にも使われていて、船や車のボディ、太陽光発電、浄化槽の基礎架台などいろいろな場所で使われています。
しかし、、材質の性質上紫外線に弱い、紫外線を受け続けるとひび割れを起こしやすくなるといったデメリットもあります。
”ウレタン防水”
ウレタン樹脂を塗布して防水層を形成する工法がウレタン防水はです。
ウレタン防水は、ゴム状で弾性のあり、継ぎ目のないきれいな防水層をつくることができます。
ウレタン防水はベランダはもちろん狭小部や複雑な形状にも適しています。
”塩化ビニールシート防水”
塩化ビニールシートは寿命が長いです。主流となっているシート防水施工になります。ゴムシートに比べると厚みがあり、比較的歩行頻度の低いベランダに適しています。
”ゴムシート防水”
防水シートを下地に貼って防水層を形成する工法がゴムシート防水です。
シート防水には2種類あり、
先ほど説明した塩化ビニールシート防水とゴムシート防水があります。
ゴムシートは伸縮性や耐候性に優れていて、地震が多く、また気温変化が大きい日本に適している施工法となります。
塩化ビニールシートに比べるとゴムシート防水は安価なので、施工面積が広いと高額になりがちですが工費を抑えることが可能です。